つぎに、音楽聴取時に利用機会が多い機器について聞いたところ、コンポなどオーディオ機器(48.3%)、パソコン(46.6%)、MP3プレーヤー(i-Podなど)(35.0%)の順となりました。
これを年代別に見てみると、コンポなどオーディオ機器やラジオなど従来からある機器は、年代が高くなるほど高く、パソコンやMP3プレーヤー(i-Podなど)は若くなるほど高くなる傾向がみられます。
③ この1年間に半数近くの人がCDを購入している。平均は4.3枚
この1年間にCDを購入した枚数としては、2枚を回答した割合が一番高くなっていますが、10枚以上購入する人の割合も予想以上に高く、平均すると4.3枚になります。
男女別で見てみると、購入経験では女性の方が高いスコアになっています。購入枚数では男性のスコアの方が高くなっています。男性の方が、ヘビーユーザーが多いことのあらわれでしょうか。
年代別に見ると、男女とも40代・50代で、一番スコアが高くなっており、この年代が最もCDを買う層であるといえるでしょう。
また、18~29歳女性では、「1枚」のスコアが一番高くなっていますが、ついで「3枚」「4~5枚」のスコアが高くなっていることから、偶然的に買う人とある程度習慣的に買う人が二極化しています。
④ この1年間にレンタル経験があるのは、3人に1人
この1年間にCDをレンタルしたことがある人は3人に1人で、CD購入者の割合より低めです。またレンタル経験者のうちの3分の1が「10枚以上」レンタルしています。CD購入は広く浅く、レンタルはそれより狭く深いという傾向で、CDはレンタル派という層の存在を感じさせます。
18~29歳の男女では、5人に1人が、「10枚以上」レンタルしており、この年代が一番積極的であることがわかります。一方、男女とも60代では、レンタルしなかった人が8割を越え、レンタルには馴染みが薄いことがわかります。
⑤ 18~29歳では男女とも、有料音楽配信を利用したことがあるのは4割を超える
有料音楽配信の利用状況を聞いたところ、全体で3割の人が利用経験があり、最もよく使う使用機器としては、「パソコン」「携帯電話」「PC、携帯の両方」の順でした。男性では、「パソコン」の利用が「携帯電話」の利用を3倍近く上回っているのに対し、女性では、その差は2ポイントほどしかなく、女性の「携帯電話」の使用の高さがわかります。
18~29歳男女では、利用経験が4割を超えています。また30代以下としてみると、CDの購入枚数は少ないが、有料音楽配信のポイントは高くなっている点から、この年代ではCDを購入するよりも、音楽配信によって楽曲を手にいれるのが当たり前のことになっているのかもしれません。
以上のことから、購入にも、レンタルにも、ダウンロードにも積極的な若者層、レンタルショップや音楽配信などに馴染みが薄くもっぱらCD購入の年配層、年代を問わず必要な場合には、レンタルで済ますレンタル派がいることがわかります。
有料音楽配信を利用したことがある人の購読紙を見てみます。いずれも読売新聞が最も到達しています。また、読売新聞読者の特徴として、「携帯電話」を利用している人が多いことがあげられます。
(平賀)